機械学習とは切り離すことのできない、重要な数学分野である線形代数。はるか昔に習った線形代数を思い出すために「Linear Algebra and its Applications」という教科書を読みました。この本はAx=Bという式について一環して書かれており、評判も良いので選びました。
線形代数自体は昔に習っていたので、問題無いかと思っていましたが、SVD(特異値分解)が線形回帰の文脈で出て来て、「はて、SVDってなんだっけ?」と思い復習することに決めました。また、すでに日本語で知っている用語を英語でなんて言うのかという勉強も兼ねています。
本当に初歩の行列の掛け算から始まり、逆行列、固有値、SVD、線形回帰、PCA、などなど機械学習の初歩的な部分までをカバーしていきます。演習問題も豊富なので独習に向いているかと思います。
例えば、以下のサイトにて言及もあります。
一人で読めて大抵のことは載っている教科書(洋書編):数学からラテン語まで(追記あり)
基本的に日本語で勉強できる内容ではありますが、将来的に英語を使って研究開発を行いたいと考えているのであれば、英語で学んでおくことはとても有意義であると思います。
私の場合は、日本語なら答えられるのに、英語でどう言うんっだっけ?という部分が多かったので初めから英語で学べるのであればこういった本で勉強を始めていくのが良いかと思います。